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執筆者の写真amayikagm

多品種→少量生産→少量販売→高価格


上段に氷の塊を入れて下段に食材を冷蔵する。1803年豪農トマス・ムーアが発明した最初の冷蔵庫です。

次に下段左が1933年東芝がGEのモーターを使って電気冷蔵庫を始めて発売したものです。冷蔵庫という価値が家庭に普及した時代には、冷蔵庫というモノの価値で売れたので、同じ型番の商品を大量生産しました。そして下段右が現在の冷蔵庫です。

つまり、多品種→大量生産→大量消費→(低価格)の時代の時代は終わり、少品種→少量消費→少量消費→高価格の時代に突入しました。そのおかげで、どうしても製造コストが上がり差別化のために高機能化せざるを得ませんでした。しかし残念ながら顧客は冷蔵庫というモノに高付加価値や多機能を求めていません。だから冷蔵庫の出荷台数世界一は中国のハイアールになってしまいます。14億人も居るのですから当然ですね。日本の製造業の多くがこのジレンマに陥っています。



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